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外人住宅リノベ事情

タニザキ


こんにちは。
blue studioのタニザキです。

先日、夏季休暇を利用して沖縄へ行ってきました。


沖縄に行かれた方はご存知かもしれませんが、沖縄では木造の建物はあまり見かけず、ほとんどの建物が鉄筋コンクリート造で造られています。
沖縄での木造住宅のシェアは8%たらずだとか。


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理由はいくつかありますが、
①戦後アメリカ軍の統治の中、アメリカ式の住宅であるRC造が普及していった
②台風の被害に対して、耐久性能が高い
③シロアリが発生しやすい環境に強い
ただ、最近では住宅の技術が向上したため、木造住宅のシェアも2%から8%まで急上昇しています。

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それに加えて、もともとアメリカ軍関係者が住んでいた「外人住宅」と呼ばれる平屋のRC造が多く残っており、その数は県内で4万戸〜5万戸程存在しています。

その外人住宅は高台の景観の良い立地に建てられていることが多く、一般的な民間住宅に比べ、様式もどことなく日本的ではない点で若い世代を中心に人気があり、リノベーションをして再生していく動きが以前より高まってきています。

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photo: Ploughmans Lunch Bakey

訪れた先はその外人住宅を改修したベーカリーカフェ『プラウマンズランチベーカリー』。ランチプレートが人気のお店です(売り切れ次第終了なので要注意!)
当時の外人住宅の雰囲気をそのままに、うまく改修したお店で、よくCMなどの撮影でも使われるそう。

高台にあり眺望も良いこのお店、オススメです。
沖縄に行く機会があれば、是非訪れてみて下さい。


<タニザキ>





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