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古い平屋の一軒家に住みたいです。

てら

ぐんまけん出身。かたちフェチでへんなものを集める収集癖がある。最近海外旅行に行きたくてしかたがない新参者です。


だいぶ時間が開いてしまいましたが前々回の『シェアハウスへ行って来ました。』の続きです。
今回は『わの家 千峰』。
ブルスタメンバーのおがたと年1回のバーベキューにお呼ばれした、秋にさしかかった季節のお話です。

私、骨董や古道具、古いものがとても好きです。
いつか暮らしたいのは平屋の古民家。
縁側があって、そこから小さな庭を眺める暮らし。
入口は木製の引戸で、玄関に入ると石畳の床と小上がりがあるようなのが希望です。
 ですが都内ではなかなかないんですよね。探しているんですけど、なかなか「これ!」というような家に出会えないです。

かと思いきや・・・・・

『千峰』に出会ってしまいました。
古い引戸をガラガラと音をたてて開けると、玄関は石畳で広々としています。
そして古い民家特有の薄暗さ。
奥には畳の茶の間が広がり、そしてそのもっと奥の中庭に続いています。
その薄暗い玄関から見る、明るい中庭の陰影が印象的で。
それだけでテンションがだだ上がりです。

sg170207_02.jpg

一緒に行ったおがたはすでに何回かお邪魔しているので、オーナーさんとも顔なじみ。
勝手知ったるなんとやらで、「おじゃましま〜す」の声と共にためらいなく入って行く。
私も後を続きながら部屋を見回すと、玄関から見えた茶の間には沢山の昔の写真や、古道具の化粧台や鏡など。
もの珍しくてきょろきょろしながらおがたに続きました。
すでに入居者さんがバーベーキューの準備をしていたので、荷物を置いて参戦です。

そしていざ青空の下でバーベキュー!
オーナーさんと入居者さんと一緒に美味しい御肉とお酒(その日は残念ながら参加できなかった入居者さんの手造り梅酒が絶品。)
に舌鼓をうちながら長々と談笑しました。

『千峰』を選んだきっかけ。
今の暮らしぶり。
オーナーさんの昔の話。
みんなの仕事の事。(珍しいお仕事の人が多いのです。)
後からホシノタニっ子でおなじみのイマムラも参加し。
気付けば昼から始り、夕方になり肌寒くなるまで話がつきることはありませんでした。

そして帰る前に皆さんとお部屋にお邪魔し、暮らしぶりを拝見。
同じ建物内でも部屋の間取りは全部違う上、それぞれの個性が顕著に出ていてとても面白かったです。
入居者さん同士でもお互いの室内を見た事がなかったようで、オーナーさんも含め興味津々でお互いの部屋を見回しながら
また話が盛り上がる。また、部屋に備え付けの『千峰』さんの古いタンスや化粧台なんかも素敵なんです。

最後は片付けをしたあと、冬の象徴であるこたつ出しのお手伝いをしました。
帰るのが名残惜しいのは、この『千峰』の持つ温かく懐かしい空気とそこに暮らす人達とまだまだ話し足りないという気持ち。

今年のバーベーキューが今から楽しみです。






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