ブルースタジオのオオツカです。
お盆に帰省し、お墓参りがてら、黄昏の奈良に足を延ばしました。
奈良と言えば、まずはお約束のシカが登場。
奈良公園では燈花会(とうかえ)が開催されており、
東大寺の大仏殿もライトアップされていました。
黄昏時の空に浮かぶ大仏殿は、昼間に見るよりもその荘厳さが際立っています。
仁王さんも、ライトアップによって陰影が強調され、いつになく力強い。
夜になると、奈良公園一帯に無数のロウソクがともされました。
燈花とは、灯心の先に形成される花の形をしたろうの塊のことで、
仏教においてこれを縁起の良いものとすることに由来して
「燈花会」と命名されているそうです。(http://www.toukae.jp/)
夏の野外ライブは新しい奈良の風物詩です。
昼間に熱せられた地面が冷めきらず、蒸し暑さが残る中、
一面に並べられたロウソクが幻想的な雰囲気を醸し出し、
心地よい空気に包まれ、悠久の歴史に思いを馳せたた一時でした。
(オオツカ)