Magazine


三文の得

オオツカ


こんにちは、オオツカです。

こどもの日。

日本中の空で、コイが泳ぎます。

ところで、サカナと言えば・・・


休みの日、ほんの少しだけ早起きをして、築地市場へ。

sg120510_02.jpg

いきなり冷凍マグロのお出迎えです。

sg120510_03.jpg

築地名物ターレが縦横無尽に行き交う、
筋骨隆々の屈強な市場の男達の世界です。

9時までは、一般人の仲卸市場の立ち入りは禁じられているのです。

sg120510_04.jpg

というわけで、場内の寿司屋で腹ごしらえ。

酒も飲まずにさらっと寿司だけ食べて出てくるなんて、普段は出来ません(笑)
ちょっとした江戸っ子気分です。

sg120510_05.jpg

場内には行列ができる寿司屋もあれば、
パスタや牛丼の店もあります。

そりゃ、魚屋さんだからって、毎朝寿司食べる訳じゃないですよね。

ちなみに、牛丼の吉野家は、築地に移転してくるさらに前の、
日本橋の魚河岸にそのルーツがあるそうですよ。

sg120510_06.jpg

中にはこんなシブい喫茶店も・・・。

sg120510_07.jpg

さて、いよいよ市場探検。眼光鋭い料理人とおぼしき人たちに交じって、
子連れファミリーや「市場デート」な人たちもちらほら見受けられます。

sg120510_08.jpg

いきなりこんなのと遭遇。
八丈島で水揚げされたアカマンボウとのこと。

sg120510_09.jpg

か、刀!
・・・じゃなくて、こちらはマグロ解体用包丁。

sg120510_11.jpg

市場の建物は効率が追求され、ムダは一切ないのですが、
力強い質感で溢れています。ピンコロの舗装もその一つ。

sg120510_12.jpg

このオメメに見つめられ、今夜のおかずはキンメの煮付けに決定。

アレもコレも買って返りたい衝動に駆られつつ、
目が合ったキンメと旬のアサリを買って、市場を後にしました。

sg120510_13.jpg

場外市場も負けず劣らず賑わっています。

sg120510_14.jpg

テリー伊藤さんのお兄さん、アニー伊藤さんにも遭遇。


ここまでひとしきり散策して、まだ朝の10時台。丸1日得した感覚です。

さらに夜のお楽しみを考えると、まさしく、「早起きは三文の得」ですね。


・・・というわけで、その日の夜は、もちろん、

sg120510_15.jpg

キンメの煮付けとアサリ尽くし。

脂ののったキンメはとても美味しく、
旬のアサリは肉厚で好いダシ、出てました。

ゴチソウさまでした。


(オオツカ)





Rent / Sale

Magazine

Portfolio