こんにちは。ふじゆりです。
今、奈良が熱いんです!
私の中で・・・ですが。
先日、週末を利用して行ってきました。
奈良のステキなところは、まず混んでいないところ。
そして見所が凝縮されているところです。
広い緑の大地に、大きな青い空、向こうには若草山。
振り向くとリス・・・ではなく、シカがのんびりと草の上に寝そべっています。
今回の旅の目的は、小泉淳作画伯のふすま絵、3日間限定公開を見に行ったのですが、
その繊細かつダイナミックな絵にため息まじりの帰り道・・・ふと南大門が目にとまりました。
デカイです。とにかく大きい。
そういえば、南大門といえば、何度か奈良に来ているのに素通りして余りじっくり見た事がありませんでした。
あまりの大きさに近寄ってみて・・・視線を感じて振り向くと大きな鬼に睨まれてました。
そういえば、運慶・快慶の阿吽の仁王像といえば、この南大門。
すごい迫力に呑まれて近寄ってみると、こんな巨大な像なのに、細かい部分までよく作り込まれてます。
爪がありますよ。
静脈が浮き立ってますよ。
布が舞ってますよ。。。
隣にある札を読むと、なんと20人程で69日で完成させたそうです。
いやもう、ミケランジェロのダビデ像とか言っている場合ではありません。
イタリアに行くのもいいですが、まず日本の、奈良に行ってみてください。
このスケール感、迫力、繊細さ・・・そして今から800年も前に作られた木彫りの巨大像がそのままの場所で見られる事のすごさ。
日本はもっとこの彫刻を世界にアピールしてもいいのではないでしょうか。
と、今更ながら日本の芸術力に圧倒された今回の旅でした。
他にも、夕焼けが圧巻の二月堂、今やファンクラブまである興福寺の阿修羅像、建築好きにはたまらない奈良ホテル、キモかわいい「せんとくん」まで・・・数え上げればきりがない奥深い文化の奈良。
そういえば、まだ行った事がない・・・という方は是非!
南大門で仁王像に張り付いてみてください。
<ふじゆり>