こんにちは、アツシです。
先日直島へ行ってきました。
あいにくのお天気で、雨風がすさぶ中の島巡りとなりました。
到着したのが夜の8時過ぎで、島はひっそりとしており、
着いて間もなく「島時間」を体感することとなりました。
そんな中、島の方に紹介頂いたお店
「直島カフェ Cin.na.mon」
まだまだお客で賑わっており、その大半が若者でした。
聞くところによると、さらに若者の大半は島民の方で、
観光客が少ないのが印象的でした。
(島は狭いので誰が観光客かすぐにわかってしまうのです。)
直島には三菱マテリアルの精錬所があり、多くの雇用を確保でき、
また、漁業や農業でもまだまだ雇用が確保できるため、島外からの若者を
受け入れる体制も十分だそうです。
現に高齢化率30%という数値(島によっては50%)が物語っています。
次の日、家プロジェクトで有名な本村地区を歩くと、「くらや」という
ギャラリーを見つけました。
こちらは、中庭のデッキをギャラリー、ゲストハウス、キッチンで囲む
構成となった古民家です。
アーティスト・イン・レジデンスともなっており、
アーティスト割引もあるとのこと。
海外からの客も多く、ヨーロッパからも来訪者がいるそうです。
この日は雨でしたが、中庭デッキで他の宿泊者と星空を眺めながら過ごす時間が
贅沢だなと感じました。
そんな小さな魅力一つ一つが島外の若者を惹きつけているのかもしれません。
瀬戸内の島々の中で最も元気な島の一つ、直島。
駆け足での島巡りだったので、地中美術館やその他アート作品を見ることは
ありませんでしたが、地元の人の話を聞いて島の活力を感じることができました。
迫る瀬戸内国際芸術祭にむけて、次はどんな顔を見せてくれるのか、
他の島との連携も含めて楽しみです。
www.cin-na-mon(シナモン)
ギャラリーくらや
アツシ