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群馬一泊二日〈後編〉

ささもと


こんにちは。
ささもとです。
 
前回に引続き群馬建築ツアーのことを書かせていただきます。


最初の画像は宿泊した宿に飾ってあった絵です。映画「千と千尋の神隠し」/スタジオジブリ でモデルの1つとされる四万温泉積善館。

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写真参照) 新建築 Online
 
ツアー2日目、はじめに藤本壮介建築設計事務所が創設初期に手掛けた平屋住宅 T HOUSE へ。外壁から家の中心に向かって、諸室の壁が延びるプラン。それぞれの場所の配置や関係性であったり、それを活かす細かなディテールや素材選びがとても丁寧と感じ、素直に住みたいと思う家でした。
 
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次に向かったのが生物建築舎 天神山のアトリエ。前回の記事で集合写真を載せていますが、激薄の鉄骨階段で本棚を登った先にあるベンチから後輩が撮影してくれました。僕は怖くて登れません。

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天神山のアトリエから歩いてすぐの場所に建つ 荻塚の長屋 へ。これも生物建築舎の設計です。賃貸集合住宅と1階の角にお花屋が入っている構成。各部屋のバルコニーや窓際に、1階で購入したと思われる植物が散りばめられていて良い雰囲気でした。
 
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夕方にはC+A/宇野享さんの手掛けた 太田の長屋へ。上から見ると三菱型の家が結晶のように繋がって並ぶ集合住宅でした。
 
その後 CAn+CAt ぐんま国際アカデミー と 長谷川逸子・建築計画工房 群馬大学大学院太田キャンパスに寄り、太田駅前で飲んで解散。帰路に着きました。
こんなに短時間で建築を見てまわるのは学生の頃以来でした。5年間の設計・デザインの実務を経てモノの見方が変わった部分、変わっていない部分を意識する良い機会となりました。ツアーを計画、案内してくれた先生、後輩みんなに感謝です。
(笹)





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