Magazine


ミカン

shintaro


あけましておめでとうございます。


正月と言えば、やはりミカンですよね。
日本における年末年始の団欒の象徴的な果物です。

何かとミカンの消費量も増えるこの季節、
ただただ皮を剥くのもつまらないと言うことで
先シーズンから気になっていたこんな本を買ってみました。

sg120119_02.jpg

「あたらしいみかんのむきかた1、2」です。

ミカンの皮を動物の形に剥けるという画期的な工作本。
絵本調になっていて、読み物としても成り立っています。

sg120119_03.jpg

というわけで、私もむいてみます。


方法は簡単です。
本に載っている通りに、ミカンの上下左右に線を引き、
カッターで線を入れ、剥く。
それだけです。

sg120119_04.jpg

ここで、少し違和感を憶えた方もいるかも知れません。

そう。
道具使うのかよ。
と、本を開いた時思いました。
ネットショッピングの弊害ですね。
やはり中を見てから本は買いたいものです。

sg120119_05.jpg

ただ、商売柄道具は揃っているので、気にせず進めます。

sg120119_06.jpg

まずは初級レベル・うさぎを作ってみます。

sg120119_07.jpg

線はシンプルですが、カーブの抑揚の付け方次第で
すこし上手く行きません。
まだまだ練習が必要なレベルです。

sg120119_08.jpg

いくつも作っていられないので、上級レベルのエビにトライ。

sg120119_09.jpg

大分違います。

sg120119_12.jpg

線が多くてどこかで間違えたようです。
背中のカーブも大分ゆるい。

こちらも練習が必要です。
足が一本ちぎれましたし。

上級レベルはすぐにはできなそうです。
年賀状に使おうと龍にもトライしましたが、
一向に上手く行きませんでした。

sg120119_10.jpg

そして、最大の難点は予想外に刃が入り、ミカンがズタボロに
なってしまうこと。

sg120119_11.jpg

一瞬食べるのを躊躇してしまいます。
後、いい大人が一人でミカンにカッター入れてる姿が
なんとも。。。。
団欒とはかけ離れた世界です。


お子さんがいるご家庭にはいいと思います。
子供的にはこういうのはうれしいと思いますし。

作っている大人の方もなんだかんだ楽しめます。
何より、家で集中して何かをするということが少ないので。

集中し、何かにとりくみ成功や挫折を味わう。
ミカンの皮を剥くことで人間的にも一皮剥けた気がします。

(shintaro)





Rent / Sale

Magazine

Portfolio