あけましておめでとうございます。
正月と言えば、やはりミカンですよね。
日本における年末年始の団欒の象徴的な果物です。
何かとミカンの消費量も増えるこの季節、
ただただ皮を剥くのもつまらないと言うことで
先シーズンから気になっていたこんな本を買ってみました。
「あたらしいみかんのむきかた1、2」です。
ミカンの皮を動物の形に剥けるという画期的な工作本。
絵本調になっていて、読み物としても成り立っています。
というわけで、私もむいてみます。
方法は簡単です。
本に載っている通りに、ミカンの上下左右に線を引き、
カッターで線を入れ、剥く。
それだけです。
ここで、少し違和感を憶えた方もいるかも知れません。
そう。
道具使うのかよ。
と、本を開いた時思いました。
ネットショッピングの弊害ですね。
やはり中を見てから本は買いたいものです。
ただ、商売柄道具は揃っているので、気にせず進めます。
まずは初級レベル・うさぎを作ってみます。
線はシンプルですが、カーブの抑揚の付け方次第で
すこし上手く行きません。
まだまだ練習が必要なレベルです。
いくつも作っていられないので、上級レベルのエビにトライ。
大分違います。
線が多くてどこかで間違えたようです。
背中のカーブも大分ゆるい。
こちらも練習が必要です。
足が一本ちぎれましたし。
上級レベルはすぐにはできなそうです。
年賀状に使おうと龍にもトライしましたが、
一向に上手く行きませんでした。
そして、最大の難点は予想外に刃が入り、ミカンがズタボロに
なってしまうこと。
一瞬食べるのを躊躇してしまいます。
後、いい大人が一人でミカンにカッター入れてる姿が
なんとも。。。。
団欒とはかけ離れた世界です。
お子さんがいるご家庭にはいいと思います。
子供的にはこういうのはうれしいと思いますし。
作っている大人の方もなんだかんだ楽しめます。
何より、家で集中して何かをするということが少ないので。
集中し、何かにとりくみ成功や挫折を味わう。
ミカンの皮を剥くことで人間的にも一皮剥けた気がします。
(shintaro)