こんにちは。
ささもとです。
ここ最近、日々絵を描いている方とお会いする機会に恵まれました。
上の写真は10年以上使っている缶ペンです。中には設計に必要な三角スケールやマーカーにペンが詰まっています。
ファッション系の方が集まるフリーマーケットに行った際、たくさんのメディアでひっぱりだこの渋谷直角さんに似顔絵を描いていただきました。会場の端っこ。始まって直ぐだったからか、待ち時間も短かったのですが終わる頃に振り返ると長蛇の列。
似顔絵を描かれるのは学生時代ヨーロッパに初めてひとりで旅行したとき依頼。じーっと見られて特徴を見出されていくのは不思議な感覚でした。
直角さんご本人もとても魅力的な方で、「去年も描いたよね?」「いいえ。初めてです。」「あ。そう?」とじっと集中して筆を走らせながらの会話も楽しませていただきました。
家から三軒茶屋までのんびり散歩した際、大学で所属していた研究室の先輩・素描家しゅんしゅんさんの絵の展示に伺いました。上の絵は会場であるtocoro cafe。もともと建築設計を学び職業としていた方なので、空間の捉え方が階層的、パースペクティブと強弱がはっきりしています。それなのに柔らかいタッチ。描かれたギャラリーやレストラン、カフェにぜひ行ってみたくなりました。真似ながら少しでも上手くなれればと思い、素描集を購入。
tocoro cafeは小泉誠さんが内装を手掛けています。お茶を点てるようにスチームミルクを注いだふわふわのメニューはほんとうに絶品。お薦めです。
素のままに描く。それを通して関係を築いていく。いつまでも大事にしていたい感覚です。
下の絵は現在工事が進んでいるおうちのスケッチ。設計段階でお客様との打合せのために描いたものです。この絵を見ながら変更したり、採用となったり。共有を深めていきます。
年始には完成を迎えますのでまたご紹介しようと思います。
(笹)