おなじみの塗装サンプル?
・・・ではありません。
先日、友人が企画している「里山ワークショップ」に参加してきました。
三回目の今回のテーマは、「土のフシギ、種のフシギ」ということで、
先ずは土の観察から。
山の斜面を少し掘ると、落ち葉が腐って、細かくなって、
だんだん「土」になって行く様子が分かります。
今度は田んぼの土。こちらは粘土〜シルトですね。赤い筋のような部分は、
もともと植物の根が張っていた部分が、根が枯れてなくなった後に空気が入り、
粘土中の鉄分が酸化して出来た、いわゆるサビだそうです。
泥遊びなんて、久しくしてなかったなぁ。。。
というわけで、しげしげと見つめてしまいます。
土の事について学んだ後は、お待ちかね、「土の恵み」の時間です。
素朴な料理、最高の贅沢。 ごちそうさまでした!!
おやつには焼き芋。。。
さて、おいしいお昼の後は、もう1つのテーマ、「種のフシギ」
突然ですが、下の野菜の写真をご覧下さい。
8種類の野菜の名前はわかりますか?
ま、大人には簡単ですよね。
では、次に下に8種類の種がありますが、それぞれ、どの野菜の種でしょうか?
・・・?
わからん。
・・・。
そもそも、2〜6の違いが分からない。
・・・それぞれの種の特徴をスケッチしたりしながら、あれこれ思案中・・・
結果からいうと、実は上の8種類の中の5種は同じ種の植物で、
それらのタネは、プロが見ても見分けられないそうです。
イヂワル〜(笑)
日頃見慣れた野菜の見慣れない姿に触れ、1つ賢くなりました。
タネの話からの流れで、話題は「原種ビジネス」に。
野菜を育てるには、当然タネが必要ですが、それらのタネの大本のタネ、
いわゆる「原種」は、そのほとんどが国内にはなく、輸入に頼っているとか。
だから、国産の野菜といえど、タネは海外から買っていて、
しかもそれが相当高いらしい。
恥ずかしながら、ボクはてっきり、収穫したタネを一部保管しておいて、
次の年に撒いているのかと思っていました。
そんな日本の農業の仕組みと問題点も知る事が出来た今回の里山ワークショップ。
そんなこんなで、楽しいひとときはあっという間に過ぎて行きました。
ワークショップを企画しているNPO法人「南房総リパブリック」に
ご興味のある方は、こちら(web)とこちら(facebook)をどうぞ。
また、同NPOは洗足で日替わりカフェ「洗足カフェ」も運営しています。
こちらも覗いてみてください。
<オオツカ>