こんにちは、アツシです。
先日、六本木ヒルズで開催されている
「メタボリズムの都市未来展」「ドラゴンクエスト展」へ足を運びました。
メタボリズムの都市未来展で都市計画のスケールに圧倒され、
へとへとになった頭を癒すべくドラゴンクエスト展へ。
ドラクエ誕生25周年記念のイベントです。
展覧会は、ドラゴンクエストの世界観やメイキングヒストリーの紹介、
魔王との戦闘体験や謎解きなど、参加型の企画展となっていました。
ドラクエ世代の高齢化が進むなか、以外にも幅広い客層で
賑わっており、人気ぶりは健在でした。
展覧会を見終わって、改めてドラクエの魅力は世界観にある思いました。
私がドラクエに惹かれるきっかけとなったのは、パッケージです。
当時、Drスランプやドラゴンボールで人気を誇っていた鳥山明先生が
手がけたもので、パッケージだけでもその世界観が伝わります。
キャラクターについても、鳥山先生がデザインしました。
ドラクエの代表的なモンスターであるスライム。
もともとは左の絵のような液体、ゼリー状のグロテスクなイメージで
考えられていました。
鳥山先生のなかで、液体→雨粒に変換されて右絵のデザインに。
どこか憎めない愛嬌のあるモンスターへ。
今思えば、画面上ではドットの味気ないキャラクター達も、
スライムのようなイラストイメージが攻略本、雑誌、TVなど、
多義にわたりROM外のメディアで紹介されており、複合的に世界観を
構成することでプレイヤーを引き込んでいたのは、さすがです。
展覧会を通して、自分がなぜドラクエに魅了されたのか、作り手側の
意図をちらっと覗くことができました。
先日デスクに「スライムがあらわれた。」ので
食べておきました。(肉まん)
アツシ