ケイジです。
写真のひしゃげた球形のボリュームは、「サイエンスエッグ」。
このなかにプラネタリウムのシアターが入っています。
我が家では休日の朝になると、「今日はどこ行くのー?」と、外出好きの次男が騒ぎ始めます。
晴れていれば近くの公園でも行くのですが、雨の日に子連れで行けるところは限られます。そんな日に訪れるスポットの一つが「多摩六都科学館」です。
ちなみに冒頭の写真の左上に写っている鉄塔のようなものが「田無タワー」です。
建物のデザインは環境デザイン研究所さんががんばっているものの、オトウチャンの目から見ると、サイエンスエッグと本館建物の接合部のオサマリがどうしても気になってしまいます。また、平成6年の開館とのことですが、正直言って展示はさらに前時代的な印象です。
ただ、息子たちには意外にも好評で、ここに来ると一日いても飽きないようです。
自分で操作したり、ロボットさんとコミュニケーションできたりと体験型の展示となっているのが楽しいのでしょうか。
リニアモーターカーの展示も、なんとなく20世紀的な雰囲気を醸し出しているのですが、次男は夢中になって行ったり来たり動かしていました。
そして、メインはプラネタリウム。
ここではプラネタリウムの他に全天周映画も上映しており、これはなかなかの迫力でオトウチャンも納得です。しかし、長男も次男もプラネタリウムの方が好きなようです。
満天の星の疑似体験。
都会に住んでいると夜空に星が無数にあることをいつも忘れています。
よく考えると、息子たちはそんな夜空を生まれてこのかた見たことがないと思います。だから、未知の世界に対しての興味を感じるのでしょうか。
省みると、自分も子供の頃に日本アルプスの山小屋の外で見上げた夜空を鮮明に覚えています。寝転がってじっと見ていると、自分が宇宙に投げ出されたような錯覚を覚えました・・・
・・・息子たちがオトウチャンにつきあってくれている間に、疑似体験ではない本当の満点の星を、彼らにみせておきたいと強く思いました。
ケイジ