ケイジです。
去る週末、家族でトレーラーハウスに泊まりました。
ある程度リーズナブルで、子連れ・赤ちゃん連れで泊まれて、キャンプほど手間もかからなさそうなところはないかと探していて行き着いたのが、トレーラーハウスを設置してあるオートキャンプ場です。
我々が行ったのは秩父にある「満願ビレッジ」です。オートキャンプ場らしからぬ少し和風な名前ですが、その理由は秩父温泉「満願の湯」に併設されているからです。温泉の入浴券もついてきてなかなかおトクな印象でした。
我々家族が泊まったのは、4人用のスタンダードタイプ。
約20平米のなかに、常設のダブルベッドが一つ、ソファーベッドが一つ、これもベッドに変えられるダイニングが一つあります。
もちろんキッチンもあり、エアコン付きです。
また、各々のトレーラーハウス外部には屋根付きのウッドデッキとレンガ積みのバーベキュー台が設置されています。我々もここでバーベキューを楽しみました。
トレーラーハウスというと、アメリカの田舎の低所得者の住居として、よくハリウッド映画で見かけます。たとえば、ミリオンダラー・ベイビーのヒロイン、マギーの実家がトレーラーハウスでした。かなり荒んだ家庭のイメージを演出する要素の一つとして描かれていたように思います。
アメリカでは少しマイナスなイメージもあると思いますが、日本ではオートキャンプ場での利用は増えているものの住居としてはあまり見かけませんし、イメージもまだ定着していません。オトウチャンの仕事柄、住居としての可能性あるいは遊休地利用のツールとしての可能性を探るべく、少し調べてみました。
社団法人日本トレーラーハウス協会によると、「トレーラーハウス」とは、下の3項目を満たしている必要があるそうです。
1. 一定期間定置で使用し、必要に応じて工具を用いずに
ライフライン等を着脱できること。
2. 階段やベランダ等をトレーラーハウス側に固定させたり、
トレーラーハウスの移動を妨げる柵や塀を用いたりする事なく、
設置地から公道に至るまでの移動経路が確保されいていること。
3. 牽引して(自走式でなく)支障なく道路を運搬移動できること。
トレーラーハウスは、設置の仕方を注意しないと建築基準法等に抵触してくる可能性があり、設置するには一定のガイドラインに沿って行う必要があるようです。
また、様々なタイプ・価格のものが販売されています。
普通に住所として手続き可能なのかどうか等、詳細をさらに調査する必要がありますが、住居以外にも期間限定の店舗等に利用される機会が増えていくものと考えられます。ブルースタジオ仕様のトレーラーハウスを空地利用のソリューションとして提案する日も近いかも・・・
・・・まあ、シゴトはさておき・・・秩父の自然も満喫でき、トレーラーハウスの一夜はなかなか快適に過ごせました。
長男は一年生。この週末は、彼にとってはじめての夏休みに入ったところでした。はじめての絵日記にこの日のことを記し、満足そうにほほえんでいました。
ケイジ