こんにちは。
blue studioのアツシです。
500℃・・・ある初夏の風物詩に関係する数値ですが、
皆様ご存知でしょうか。
桜が散り、最初の雨が降った日の夜
幼虫は水から出て土に潜り、繭をつくります。
そして、その日から毎日の平均気温を足して
累計500℃に達したとき、羽化すると言われています。
正解は蛍です。
先日、都内有数の蛍の名所、椿山荘へ行ってきました。
毎年、5月中旬から7月中旬にかけて、ほたるの夕べという
イベントが開催されています。
http://www.chinzanso.com/event/topics/topics110521.html
この日も蛍を見ようと多くの人が訪れており、
夕涼みのはずが、熱気に満ちたにぎやかな鑑賞会となっていました。
上野動物園のパンダ並に、注目を浴びる蛍たち。
そんな彼らも、寿命は約1週間と短命なのです。
桜が散って、蛍が舞い、蝉が鳴き始める。
はかないけれど、人を惹きつける風物詩がつなぐ日本の四季は、
改めていいものだなぁと、しみじみと感じた夕べでした。
(アツシ)