こんにちは、ノリです。
先日、トム・フォードの初監督映画作品"A single man"を観ました。
前々からずっと観たいと思っていた映画。やっとDVDで観る事ができました。
同性愛の恋人を亡くした大学教授、
自らも死を決意した、ある一日のストーリーです。
主人公の大学教授のジョージを演じるのは、
"英国王のスピーチ"のコリン・ファース。
彼の切なく哀愁漂う演技には見せられてしまいます。
物語は起伏の激しいものではなく、
感情の微妙に柔らかい部分を描いた作品で、静かに進んでいきます。
衣装、音楽、建築、小物品、色合い・・・
すべてのシーンが研ぎ澄まされていてとても美しい作品です。
映画の舞台が1960年代という事もあり、
どことなくアメリカドラマ "マッドメン" と似た雰囲気だなぁと思っていたら、
どうやら、同じ美術チームが起用されているようです。
身の回りの多くの事が参考になり学べる映画だと思います。
皆様もお時間ございましたら是非観てみて下さい。
<ノリ>