ユウキです。
パソコン、ケータイが当たり前になった今、字を書く機会はグッと減ってしまいました。
たまに書くと漢字が思い出せない、なんてことありませんか?
漢字にはそれぞれ成り立ちがあります。
例えば元旦の「旦」は「一」(雲)の上に姿を現す「日」。

「木」の間から「日」が昇るから「東」。
書くことは身近な表現手段なだけに、昔から実用だけでなく芸術でもありました。
大幅にデフォルメしたもの。

武骨な印象の「細」。

擬人化したような「野」。
いずれも維新期の政治家であり書家としても有名な副島種臣の作。

気持ちが表れたような「忙」。
「忘」とは構成が同じだけに、忙しいと忘れるのか。
絵として面白いもの。

玉をもってあそぶ意の「弄」。

一筆書きで楽しそうに書かれた「寿」。
二字が一体化したもの。

泳ぎ出しそうな「小魚」。

指紋のような「鴛鴦」(おしどり)。
デフォルメしすぎてもはや判読不能なものも。

台風の目のような「雲」。

七つの点で「流」。
これを書いた人はもちろん、判読した人も凄いです。
これらはいずれも石川九楊著「選りぬき一日一書」から。
書家である著者が、一月一日から一日ずつ、その日にちなんだ一字を取り上げ解説しています。
書の奥深さは勿論、著者の博識とユーモアも感じられ、とっても面白い本です。
漢字の国に生まれたのだから、漢字のことをもっと知っていたいですね。
<ユウキ>