こんにちは。shintaroです。
今回は竣工目前のお宅をご紹介したいと思います。
マンションの一室の改修で、およそ設計期間2ヶ月+施工期間2ヶ月の
4ヶ月強の設計・施工を経て、完成まであとわずかです。
本日は、工事中の様子をお伝えします。
↑まずは、解体前の状態。
設計の始る前と、ある程度プランが具体的になった時点とで、
何度か確認に行く事が多いです。
想定通りの位置に配管があるかや、マンションの竣工図にはない
イレギュラーな箇所がないかを確認します。
改装前のプランは一般的な販売時の間取り。
前の居住者の方の荷物もある状態なので、あまり写真は載せられませんが、、。
問題のある箇所も見当たらず、無事に着工できそうです。
↑解体すると、こんな感じに。
一部、断熱材等を再利用しますが、配管類も全て撤去した
スケルトンと呼ばれる状態です。
ここに、図面通りに墨出しをし、いよいよ造作工事が始ります。
↑墨出しの線を基準に、壁の芯となる木軸を設置していきます。
同時に壁や床を貼付けた後は見えなくなってしまう、電気や給排水の
配線、配管の作業をしていきます。
↑軸を全て設置し終わると、壁と床を貼る作業です。
ここまでくると、もう全てのボリュームを完全に把握できるので、
完成まで後わずか、という印象がぐっとわいてきます。
↑ここからは仕上げの工程に入ります。
棚板類の設置、塗装の下地処理やタイル等の左官作業をし、
照明やスイッチ、キッチンや浴室等の機器類を設置すればいよいよ完成です。
また、設計中に決めてきた色や質感でいいかどうかを現場で最終的にご相談します。
着工してから、この段階までおよそ一ヶ月半。
かなりのハイスピードで工事はどんどん進んで行きます。
このブログを書いている間も、着々と作業が進行しています。
今週無事竣工予定のこちらのお宅、お施主様のご厚意で見学を行わせて頂くことになりました。
最終的にどんな空間に仕上がったか?
だけでなく、デザインの経緯や素材感。
自分たちが家作りをするとしたら、どんなことが出来るのか?
また、実際動き出すにあたり、何から始めたら良いのか?
などなど、現地のスタッフに色々とご相談下さい。
下記ページでご予約承っております。
ご都合の合う方は是非お越し下さい。
http://www.bluestudio.jp/news/2011/02/24202657.html
(shintaro)