出発はいつも夜明け前。
高速を走り抜け、少しずつ朝日が顔を出す時間帯。
旅の始まりに胸が高鳴る。
うとうとしていると、あっという間に最初の目的地、「あぶくま洞」へ到着。
夏でも洞窟の中は14度ほど。
薄着がこたえる。
探検コースで狭い狭い鍾入洞をくぐりぬけて辿り着いたこの広がり。
圧巻。
すっかり日も昇り、カンカン照りの中、桃狩り。
父がよく熟れた桃のなる木を教えてくれた。
みずみずしくて最高に美味しい。
「福島県名物を食べよう」ということでやってきた「むらい」さん。
こぉぉぉんなに分厚いソースカツがこれでもかと言わんばかりにどんぶりの上に7切れ。
桃のあとだし、さすがに挫折。
持ち帰りができたので、カツサンドにして父と弟に美味しく食べてもらいました。
ちょっと贅沢にお部屋に半露天風呂のあるお部屋。
川の音に耳を澄ませながらのーーんびり入浴。ふひぃーー。
マッサージチェアとお風呂の往復。至福の時。
朝起きて空の青さに感動。
会津東山温泉、いいところです。
車で帰る途中、心配する両親をよそにわたしは一人東京まで自転車で出発。
那須塩原から目指すは銀座、約150キロ。
初めての「プチ・チャリ旅」。
宇都宮で一泊し、一人餃子&一人ビールな夜でした。乾杯。
国道をゆくドライバーたちに物珍しい目で見られながら、ゆでダコ状態で進む。
必死すぎて途中で撮れた写真は右の鬼怒川越えのみ。
無事銀座に到着した午後17時。
築地でお寿司を買って東京湾の花火大会を眺めながら
旅の終わりに安堵感でいっぱいだったのでした。
(ayako*)