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思い出の地・熊本城

みき

豆腐が大好きな25歳。ビールも好き。シェアハウス(スタイリオウィズ上池台:ブルースタジオ設計)に住んでいる。平和主義者。


熊本で大きな地震が起こって、早7ヶ月が経過しました。
最近はほとんどニュースに取り上げられていませんが、現地では今でも地震が続いています。

実家が熊本にある私は、先日、知人の結婚式に参加するため、熊本に帰省しました。
飛行機に乗って上空から熊本を見下ろすと、未だブルーシートがかぶさっている家がたくさん見受けられます。
痛々しいその光景に、地元が被災した事を改めて実感しました。

今回の帰省は時間もゆっくりあったので、久しぶりに熊本城・二の丸広場へ。
学生の頃にはよく友達と遊びにきていた、思い出の場所です。
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現地に行ってみると、立ち入り禁止ばかりで熊本城にはまったく近づけず、
以前は城内まで入れた熊本城を、遠目で眺めるしかできませんでした。
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熊本城を修復するには、約30年かかるそうです。
長い道のりです。

悲惨なその風景の一方で、熊本県民はとてもたくましく、そして元気でした。
ぎゃんあっとよ!ぎゃんたい!(方言です)と熱弁しているおじさんに会い、ほっとした気持ちになりました。
私の両親は、震度が体感でわかるようになったと、私に自慢してきました。

東京に戻ってきた後、熊本復興を応援し、主に阿蘇で活動されている方が、
シェアハウス「下北沢pinos」にて熊本郷土料理ランチ会を開催して下さいました。
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その方は、地元の食材を使用した料理を振る舞うカフェを、来年に南阿蘇で開く予定なのだそうで、
大変おいしい熊本料理を振る舞って下さり、外部の方や入居者の方と一緒に頂きました。

熊本の復興を、今でも応援してくれる人々がいて、熊本にいる人たちは逞しく今日を生きている。
いまはもう報道されない熊本の現在を目にし、人の強さを感じました。

みき





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