bluestudioのスズキです。
先日、工場見学へ行った際になぜか購入してしまった一冊の本について紹介します。
↓↓↓工場見学
http://www.bluestudio.jp/staff/2010/07/post-323.html#more
この本はサントリーの70年史を開高健と山口瞳の芥川賞作家、直木賞作家による共作です。
この二人、ご存知の方も多いと思いますが現サントリーの社員でした。
とにかく、アツイ気分になってきてやる気になる一冊です。
創業者、鳥井信次郎氏が国産ワイン・赤玉ポートワインを大ヒットさせたあと、
その鋭い経営嗅覚で、危険を冒してまでも国内初となる国産ウィスキーの製造に
取り組んだ。
当時なかなか売れずそれを売る為に会社が一丸となって、泥臭い営業努力を
続ける様など、かなりアツイです。
その後、「やってみなはれ」精神で二代目、佐治敬三は念願のビール市場への
参入を果たす。
ここでも、当時ビール業界の御三家の中に参入する為の努力といったら
一筋縄ではありません。
誰もやった事が無い事を「やってみなはれ」(会社が責任取るから)
とはなかなかスゴイ社風ですね。
でも、社員、経営陣が一つ一つのアイデアにガッツリと取り組んでいる雰囲気は
この本から伝わってきます。
2人の作家の筆の違いも味わえて、なかなかでした。
これを読んでから感動した僕は、敬遠していたウイスキーを最近チビチビやってます。
流行のハイボールではなくて
渋いデザインの瓶が気に入っているオールドをロックか水割りでやってます。
あのCMの曲がしみます。
ただ、なんの料理(つまみ)が合うのかは模索中です。
(スズキ)