ふと気付くと、僕はいつも同じものばかり手にしています。
毎朝乗る電車はいつも同じ車両の同じ場所。
毎朝買うドリンクはいつもジャワティー(最近はTeaoも)。
ラーメンはいつも醤油の味玉付。
小説は谷崎潤一郎ばかり。
いつも飲む人と飲む店はいつも下北沢の王将。
新商品が出ても飛びつくことはまずない僕なので、性格なのでしょう。
でも、いつも新しい発見があります。
同業の友人が「電車の中はディテールの宝庫だ」と言っていましたが、
まさにその通り。
建築の納まりを考えている時、電車のディテールにヒントを得ることもあります。
同じ人の本ばかり読んでいると、その作家の作風や価値観の変化が理解できます。
何度も聴いた曲でも、ベースラインの面白さに気付いたり。
しょっちゅう飲む人とは、何故か話題がなくなることがありません。
仕事では新しいチャレンジばかりですが、
お気に入りをとことん追求するのも悪くないと思います。
<ユウキ>