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しいたけ狩り

ケイジ


ケイジです。

去るゴールデンウィークのある日、「しいたけ狩り」に行くことにしました。
・・・というか、本当は「イチゴ狩り」に行くつもりでした。

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(写真はイメージです)

今年のGWは近場ですごそうと決めていたので、次の日の予定を前の日の晩に考えていました。
秩父近くの果樹公園村のホームページをチェックすると、『イチゴ狩り 予約不要』の文字をみつけました。「よし、明日はイチゴ狩りだ!」と、意気込んで家族4人、いつもより早めに就寝しました。

次の朝、6時に起床し、少しもたもたしつつ8時にマイカーにて出発。通常2時間半くらいでつくはずの道のりは、GW渋滞で約4時間かかりました。ようやくたどり着いたイチゴ園にはなんと、「本日のイチゴ狩りは終了しました。」と看板がかかっていました・・・近隣のイチゴ園でも同じ状況。聞いてみると「休日は朝10時の開園時には並んで待つのが普通」とのこと。

・・・なるほど、『予約不要』=「予約はできません」ということね・・・と納得しつつ、2歳の次男からの「なんでイチゴなくなっちゃったの?」とのストレートな質問に対し、オトウチャンは「朝に来た他のお客さんが全部食べちゃったんだって・・・」と苦しい返答をするしかありませんでした。

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傷心の家族はとりあえず、山の中腹に一軒だけあった「木の子茶屋」に入って昼食をとることにしました。

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たまたま入った店だったので期待していなかったのですが、炭火焼きセットが意外においしかったです。新鮮な野菜とともに食べた鹿の肉が、臭みもなく柔らかくて美味。さらに、大きなしいたけがメインのようで沢山盛られており、さすが「木の子茶屋」というだけあると納得の香ばしさでした。

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おなかもふくれてなんとか家族のモチベーションが上がり、店を出ると外に「しいたけ狩り」の看板がありました。

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矢印をたどっていくと、倉庫のような建物の前におばあちゃんが一人座っていました。
「よし今日は、しいたけ狩りだ!」と方針変更。

イチゴ狩りに比べて見た目はかなり地味ですが、「もうここまで来たらやるしかない!」と、はりきって中へ入りました。

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温室と倉庫の中間のような雰囲気の建物の中は、湿度が高く温度も高めで、かなりジメジメしていました。
しいたけは意外に固く木にはりついており、とろうと強く引っ張ると掴んだ手にジワッと水分がにじみました。

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晩ご飯で食べられる量だけ採り、「任務完了!」とポーズするふたり。

なんとか家族のイベントとして成立した感じで、オトウチャンはホッとしました。

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この日は天気もよかったので、近くの丘の散策路を散歩してから、GW渋滞を避けながら帰りました。

「やれやれ・・・やはり下調べは重要だ」と、今更ながら反省したオトウチャンでした。


ケイジ





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