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大好きなお話

アユミ


こんにちは、広報のアユミです。
話題の映画、「アリス・イン・ワンダーランド」を早速見てきました。

見ようと思っていた時間の上映は満員で見られず。次の上映で見ることができましたが、その回も満員。すごい人気のようです。

皆さまのアリスとの出会いはいつでしたか?

きっと多くの人がそうであるように、私のアリスとの最初の出会いはディズニーアニメーションの「不思議の国のアリス」です。

シンデレラや白雪姫、眠れる森の美女などの"王子様を待つお姫様"の物語よりも冒険ものが好きで、アリスはピーターパンと並んでお気に入りの映画でした。


遅ればせながら、ルイスキャロルの「不思議の国のアリス」と出会ったのは大学時代。英米文学を専攻し、講義のなかでアリスの面白さを知りました。その後、 児童文学ばかり読みあさりましたが、特にイギリス生まれの作品の皮肉っぽいユーモアや、しきたりや伝統など型があるからこそ引き立つ魔法やファンタジーの世界が今も大好きです。

さて、話がそれましたが、ティムバートン監督のアリスのおはなしです。

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アリスは原作では6歳とか7歳の設定ですが、バートン版では19歳という設定で、自分で決断したり行動を起こしたりする強さを持ったアリスが登場します。

小さな女の子が不思議な世界のおかしな常識や生き物たちに溶け込んでしまい、最後には夢から覚めて現実の世界に戻ってくる。そんな原作に足りない要素をプラスして、バートンが新しく作り出したアリスが描かれています。

そんなアリスが迷い込むワンダーランドは、明るく色彩豊かな世界ではなく、どこか陰鬱な雰囲気。いつの間にか覚める夢の世界ではなく、目の前で起こっていることに立ち向かわなければ先へ進めない現実味のある世界なのです。

面白かった〜!!


アリスの衣装がやっぱりブルーであることや、「首をはねよ!」という赤の女王のおなじみの口癖、「eat me」という紙切れなど、自分がよく知っているアリスの要素を見つけると嬉しくなります。

でも、既に知っている物語を辿っていたのに、気づけばちがうストーリーに迷い込んでいた。そんな映画でした。

皆さまも1度迷い込んでみては?


<アユミ>





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