大抵の弁当屋で売られているのり弁当。
ここに隠された深い事実をご存知ですか?
のり弁当と言えば白身魚のフライ。
この魚、最近はナイルパーチというものが使われていることが多いそうです。
アフリカ中部のタンザニア等に囲まれたヴィクトリア湖、そこで獲れたもの等がはるばる日本までやってきます。
1950年代にヨーロッパの人によって湖に放たれた魚が増えに増え、スズキの代用魚としてヨーロッパや日本に輸出されます。
肉食のナイルパーチは草食の在来種を食い荒らし、湖の環境は悪化。
また湖畔の街は賑わいますが、仕事にあぶれた人々にはドラッグやエイズが蔓延。
さらに驚くべきは、ナイルパーチを運ぶためにヨーロッパ等から来る飛行機。
帰りはもちろんナイルパーチで一杯ですが、行きもカラではないのです。
大量の武器を乗せてやって来るという説があるのです。
部族間の争いが絶えないアフリカで武器を売れば、さらに紛争が拡がり武器商人は儲かる。
ナイルパーチとともに富もどんどん輸出されるのです。
そんなことが「ダーウィンの悪夢」という映画に詳しく描かれています。
考えてみれば大航海時代から世界の富の集中は行われていましたが、
それが我々の日常にも沢山潜んでいるということは知っておくべきだと思います。
そんなことを考えすぎるとスーパーで何も買えなくなってしまいそうですが...
<ユウキ>