ケイジです。
長男はあいかわらずLEGO好きです。
我が家の食卓兼カウンターキッチンの一角にLEGOの街並ができています。
かつてLEGOについて書きました。あの時4歳だった長男は意味不明なものをたくさん作っていました。あれから1年経ち、つくるものが様変わりしてきました。
誕生日やお祝いなどでもらったおこづかいでコツコツと買い足した部品を使って、乗り物や建物などを自由につくっています。
作り方がわからなくなると、LEGOのホームページにあるつくりかた手順の説明を確認し、独力で組み立てます。
消防署や自動車、お家など、一度商品の箱に表示されている「正しい」形に組み上げますが、しばらく遊ぶとすぐにこれを解体して自分で考えた違うものにつくり直します。
街では、ピザ屋さんの2階で近所に住むオニイチャンとオネイチャンがランチをしていたりします。長男に聞くと、消防士さんのお家にはバスの運転手さんが同居していて、バスの運転手さんはもともとは大学の先生をしていたけど、奥さんが亡くなったときに(何故かは不明ですが)バスの運転手に転職した・・・などとそれぞれの登場人物についてのストーリーを教えてくれます。
たった一年でしたが、本当につくるものが全く変わわりました。その違いは、つくったものそのものの違いだけでなく、むしろ一番の違いは、そのつくったものに用途があって、それを使う人の物語までができていることだと思います。
このレゴの街によって、この一年の長男の成長を認識させられると同時に、デザインの仕事をするオトウチャンは、「モノづくりというものは使う人がいて初めて価値があり、そこにストーリーがあってはじめて楽しさのようなものが見えてくる」ということをあらためて実感させられました。
オトウチャンのオシゴトでも、楽しく語れるようなストーリーのあるものを、引き続きつくって行きたいと決意をあらたにしました。
ケイジ