リョウです。
現在、担当している物件が竣工間近、現場の作業も大詰めです。
今回のプランにはアイアンの格子を計画しています。リビングと寝室の間に設置し、室内は緩やかに繋がっています。
アイアンの素材やサイズで、繋がっている感じと、仕切られている感じの両方を満たせるよう検討しました。
今回はアイアン格子の製作過程をご紹介!
アイアンの設置場所やサイズ、デザインはクライアントと念入りに検討。
既製品にはイメージ通りのものがなく、鉄の加工が得意なアトリエに製作してもらいました。
下はアトリエの外観。味があります。
格子は、鋼管を輪切りにし並べたものを二重に重ねるようなカタチに計画しています。
まずは、長い鋼管を100個近くにカットしてもらいました。手間と根気のいる作業です。
フラットバーで四方枠をつくり、輪切りの鋼管を溶接。なかなかの迫力です。
鋼管を並べ溶接したものを重ね、あとは塗装すれば完成。
現場に設置し、竣工を待つのみです。
設計者の思惑と、制作者の技術など、図面から作成し、完成するまでは様々な困難がありましたが、ひとつのカタチにするまでの過程は楽しいものです。
できたモノに対する愛情も違います!
HPにもアップする予定ですので、全体の雰囲気は暫しお待ち下さい。
お楽しみに!
ryo