10月29日。密かに待ちわびていた、映画「PK」が公開初日を迎えたので、早速見に行きました。
最近ボリウッド映画がじわじわと人気を集めていますが、私も完全にハマってしまいました。
ボリウッド映画の魅力は、なんといっても唐突に始まる(日本人から見たら少しふざけた)ダンスと、
それとは対照的に、人生や社会を再考させるような問いかけを与えてくれるところです。
今回のPKも宗教をテーマにしているにも関わらず、要所要所でのダンスが、コミカルで軽快なストーリーにしている一方で、
そんな中に、核心を突くような言葉がちりばめられています。
「もう一度、当たり前になってしまっていることを疑ってみよう。」 そんな問いかけを私はこの映画から受け取りました。
宗教に限らず身の回りにある、あたりまえのこと。それを疑うことがいかに難しいことか?
主演はアーミル・カーン。同じく主演作品の「きっとうまくいく」もオススメです。
こちらもインドのエリート教育の闇にフォーカスしつつ、おかしな常識やルールは問答無用でぶち壊す痛快なストーリーになっています。
PKは、恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAや新宿のシネマカリテなどで公開中です。