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えっ!クマゼミで断線?!

みな


気づいたらNHK放送に釘付けになっていました。
8月18日(火)
世界陸上を見る予定でTVの前に居たのですが、
CM中チャンネルを変えた事が原因(?)で
NHKの〝ちょっと変だぞ 日本の自然 大発生スペシャル〟を見ていました。

今の季節であれば必ず耳にする昆虫の泣き声の主〝セミ〟です。
写真のセミは、今回番組で取り上げられた〝クマゼミ〟
鹿児島の気候を好むクマゼミですが、
温暖化の影響により現在西日本で増加しているようです。

雨量が少ないことで他の種類のセミが育たないそうです。
雨量が少ない=土が乾き固くなる
セミの幼虫は卵から孵ると土の中に潜ります。
この土が固いことにより他の種類のセミの幼虫は潜れないため育ちません。
一方、クマゼミは名前の通り他の種類のセミより力が強いため、
乾いた土の中へ潜り幼少期を過ごすことができるようです。
この説明だけでは直接の増加原因と結びつけるには難しいですが、
クマゼミが成長可能な環境であることは間違いないです。
他のセミが減少しているので増えているように見えるのかもしれません、、、が、
現在最も被害が大きいのは大阪のようです。

クマゼミが今回の番組で取り上げられるのにはもう一つの理由があります。
近年の光回線の普及で、光ファイバーケーブルを木の枝と間違えて産卵し、
断線する被害が多発しているからです。
※NTTアクセスサービスシステム研究所よりクマゼミ対策資料

クマゼミの産卵管はカブトムシの角と同じくらいの固さのため
今回問題になっている光ファイバーケーブルに刺すことが出来るそうです。

TVを見てからこの問題についていろいろ調べました。
2006年度夏頃から断線の被害が西日本で発生しているそうです。

来年の夏には東日本にもクマゼミが多く発生すると予想されています。

地球温暖化がもたらす被害について一人一人が考え、
小さな事でもいいのでアクションを起こすことが必要です。

bluestudio みな





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