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次男坊

ケイジ


ケイジです。

下の写真は、わが家の次男の「だるまマーク」です。

彼は兄とともに保育園に通っているのですが、この保育園では入園する際、園児に固有の「マーク」を決めます。服やタオル等の持ち物すべてにこのマークをつけ、まだ字が読めない子供でもそれが誰のものかお互いに分かるようにしています。


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兄の横で自分も絵本を読もうとしています。2歳の誕生日に保育園の先生からもらった手作りの「だるまマークワッペン」を肩につけています。

彼は0歳から保育園に通っていますが、かなり小さな時から自分のマークを認識しています。赤ん坊の時から誰の所有物かを意識することによって、個人としての自分と、他の人とを同時に尊重しながら、人間関係をつくっていくことの一端を学びはじめているように感じられます。

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ちなみに、兄は「どんぐりマーク」です。


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普段は仲良しなふたり。
自然と、兄のあとを弟が追いかける形になります。

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もちろん、利害が反する場合はケンカです。

基本的には兄を真似ることが多い次男にとって、同時に兄は強力なライバルです。

兄も気を抜くと、弟に泣かされる場合があります。

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あるいは、こっそりと兄の目を盗んで、ちゃっかりレゴで遊んだりもしています。

見つけると兄は激怒しますが、近頃弟の「目の盗み方」はどんどん上達しています。

かく言う私自身も次男坊なので、覚えがあります。

物心ついたときにはすでに「手本」であり、「壁」でもあった兄は弟の私にとって非常に大きな存在でした。時にはケンカしながらも、兄との関係を良好に保ちながら自分の望みをかなえることが、毎日の生活の重要なテーマの一つでした。
今思えば、自分の性格はこの関係から育まれた部分が大きい気がします。


わが家の次男坊をみていると、そんな自分が育ってきた状況が、今更ながら実感でき、得心がいくような、苦いような、複雑な感覚にとらわれることがあります。


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兄弟は、やはり互いに大きく影響しながら、ともに育っていくものなのですね。

今はやさしい兄と奔放な弟ですが、これからどうなっていくのか・・・今後のふたりの展開を、オトウチャンは楽しみにしています。


ケイジ





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