最近、TVでスポーツをほとんど見なくなりました。
元々、野球やサッカーにあまり興味がないのもあって、結果や経緯をネットで見れば問題ないです。
そんな私も昔はプロレス(スポーツではないですが)や格闘技は大好きで見ていた時期がありました。
当時はアントニオ猪木もギリギリ現役で、引退してからもなかなか面白かったのですが、しばらくして総合格闘技やK-1などがTVのゴールデンタイムで放映するようになりました。
総合格闘技はあっという間に世間でも受け入れられ、今でも人気が高いですね。
当初のものは今見ると少し地味な気がしつつも、魅力のある選手が多かった気がします。
最近では、既視感と他団体化が進み、どんどん見なくなってしまいました。
やはり、当時は先駆的な試みでも時が経つと色あせてしまう部分も多少は有るのかもしれません。やはり、最近は全然見なくなってしまいました。
そんな中、ちょっと面白そうな大会を発見しました。
その名も"The outsiders"。 リングスの前田明がプロデュースしている大会で、一見するとそこらの総合格闘技と変わりません。
違うのは出ている選手と試合の内容。
実は選手たちはアマチュアの人が多勢。
ただし、大会の名前の通り outsider....街の不良達がリングに上がって試合をするというのがメインの売り物なようです。
言っても素人なので、足下がばたついていたり、パンチが大振りだったりと試合内容はプロには到底及びませんが、試合前の因縁の付け合いとか、試合後の乱闘はどこか意気込みを感じます。
選手自体も本当に各街を仕切っている様な男なら、こんな大勢の前で負けるわけにもいかないでしょう。
すごい自信です。
モニター越しに見る観客達も選手の仲間なのか、異様に悪そうな人が多い。 ボクシングの試合等もリングサイドにはその筋の方らしき人がよく座っていますが、人数的な割合は比になりません。
映る人、映る人がだいたい悪そうで、あまり関わり合いになりたくない感じですが、会場でも喧嘩・もめ事禁止の貼紙や入場時の持ち物検査(普通はカメラとかですが、ここでは凶器)などを行うようです。
本来は総合格闘技といいながら、ブラジリアン柔術が全盛のシーンにおいて、他の武術要素を取り入れ、スポーツ化を排除云々というのがこの大会の目的なようです。
なぜこんなに不良の人ばかり出ているのかは分かりませんが、とにかく面白いです。喧嘩+プロレス的なエンターテイメントを本気でやっているという感じです。
youtubeなどでも簡単に動画は見られますが、
時間があったら会場に行ってみるのもいいかも知れませんね。(shintaro)