すべては種からはじまる。
造園や環境の仕事をはじめて結構になります。振り返ると、以前は造園、園芸というのが主流、それは非常に趣味性の高い、庭がストリームでした。
その後にイングリッシュガーデンに代表されるガーニングブームが起こり、主婦層から家庭にミドリが入り、世の中にミドリへの意識が定着してきました。
そして昨今は環境という視点からミドリが社会に入り込んでいます。仕事という視点でとらえると商業的な仕掛け(タネ)がどこかにあるとは思いますが、人々にミドリへの意識や環境が日常的にうまれるということは非常に良いことだと思います。
自然や緑は好きという人は多いですが、植物は生き物なので真っ向から取り組むと結構大変です。そのあるのが当たり前、水をやること、生き物として健康状況を見たりやり始めるとキリがありません。
これは落書き。
ミドリは楽しく日々接することに意味があります。という訳で、ブルースタジオ社内でも、手軽にはじまるモノから取り組みはじめています。
まずは、室内やさい。ちょっと実験に近いのですが、面白いくらいどんどん、生長します。いきなり環境が変わって、ダメになったものも多々ありますが、タネから出てきたモノは元気です。日々、この成長を見にスタッフがやってきます。人は意外なまでに良い反応をします。
そして、つい最近打合せルームの玄関でゴーヤ、LivingCafeはハーブをはじめ、15センチのテラス隙間を利用しゴーヤにもはじめました。
最初の写真に戻ります。
穀類の種がジャケのJazzアルバム。1968年に録音され、当時あまり売れなかったようですが、今ではヨーロッパジャズの最重要な一枚。ジャイルズピーターソンらDJの支持もあって、スウェーデンのKoop、デンマークのPovo、フィンランドのFiveConersQuintet...。この種に影響された次世代の若手ミュージシャンも次々に現れてきました。種は約40年かかって結実。植物でなくとも、種からはじまるようです。
ブルー・スタジオの"ツナガリ*ミドリ"は、どのように結実するか楽しみです!
INO