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アボリジニアート

ヒデ


オーストラリアの旅で出会った先住民族アボリジニの美術はとても美しく個性的で力強いです。


アボリジニの方々は「読む」・「書く」といった文字がなく、絵を描くことは彼等にとって非常に大事なコミュニケーションの手段だったそうです。 "絵"という手段を使って彼等はあらゆる情報伝達を行ってきました。もともとは大地の上に天然の粘土を使って描いていました。

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また、身体の上にボディーペインティングとして描いてきました。

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それが、1971年にイギリス人の美術教師ジェフリー・バーデンの指導により初めて現代的な素材が使われるようになり現在ではキャンバス地にアクリル絵の具で主にドットペインティングと呼ばれる点描で描かれるのが主流になりました。美しかったのでお土産として一枚購入しました。

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とても色使いが鮮やかです。この自由な色使い・そしてユニークで斬新なアートであるドットペインティングが今や現代風伝統芸術として非常に注目をされてきています。

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ブーメランなどにペインティングして装飾品のお土産として沢山売られています。カッコよくてついつい買い過ぎました。


ちなみにブーメランは獲物を捕獲する際に使用する道具で、投げてカンガルーなどを気絶させる威力があるので実際は戻ってきても、キャッチする際に手の骨が砕けてしまうそうです。狩猟用のブーメランは戻ってこないそうです。少しブーメランに対して誤解があるようですね。 ヒデ





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