設計担当ミキです。
お待たせしました、東京下町を散策する「春の花見ツアー」もいよいよ後編です。
前編を忘れてしまった方は、まずおさらいを・・・
http://www.bluestudio.jp/staff/2009/04/post-85.html
谷中銀座を後にして、次に目指すは隅田川にかかる、その名も"桜橋"。
隅田川でも唯一の歩行者専用橋で、両岸の墨田公園を結んでいます。
X字形で変わったデザイン。もちろん自転車を降りて、押して渡ります。
墨田公園も桜は2分咲き程度ですが、「桜橋花まつり」を開催中の為、イベントもあり・屋台も出て、大勢の花見客で賑わっていました。
川を渡ったところでそろそろオヤツタイムです。
お目当ては、名物「言問団子」と「長命寺の桜もち」
花見ランという事で、縁起(?)をかついで私は桜餅を買うことに。
お店の前の行列をみると、4~5人程度なので「直ぐに買えるかなー」と思って並んでみたら、なんと店内にも待っている人が!
待つこと約30分で、ようやく桜もちとご対面。
上品な甘さのこしあんに、葉っぱの塩味がきいて大変美味。。。並んだ甲斐がありました。
ちなみに↑右側の写真が「言問団子」。なんと一つ200円也。
まあ、ここまで走ったご褒美という事で!
長命寺の桜もち → http://www.wagashi.or.jp/tokyo/shop/1413.htm
言問団子 → http://www.kototoidango.co.jp/index.html
次に向かったのは、曳船の長屋にあるちいさなギャラリー「直や」さんです。
実はこちら、弊社が手掛ける木賃アパート「大森ロッヂ」のオープンルームに参加頂いて、お知り合いになった、着物の仕立て屋さんのギャラリーです。
大森ロッヂ特設ブログ → http://bluestudio.typepad.jp/omori_lodge/
京都の「きものなかむら」さんの企画展示会「花のお江戸のきもの展・東京日和Ⅱ」のご案内を頂いたので、ちょっとだけ覗かせて頂きました。
まさに下町という狭い道を抜けると、小さな公園のお向かいに、こじんまりとした懐かしい佇まいの長屋があります。
足を踏み入れると、部屋の中には着物の花があふれんばかり!!!ここは満開です。
着物の価格も思ったよりリーズナブルで、女性陣は思わずじっくりと見入ってしまいます。
その間、男性陣は外に停めてあるレトロな自転車に夢中な様子。
やっぱり男性と女性は興味が違いますね。
浴衣の反物も置いてあって、聞いてみると反物代+仕立て代10,000円くらいで浴衣を仕立てて頂けるそうです。安い!
是非後日、浴衣を仕立てに伺います。
直や → http://naoyatic.exblog.jp/ ※展示は常設ではないのでご注意下さい!
そして最終目的地は馬肉料理の老舗、森下にある「みの屋」さん。
そう、花見ランのシメはやっぱり「さくら鍋」です!
歴史を感じさせる店構え。昭和29年に建てられたそうです。
座席は旅館のような広々としたお座敷になっており、いやがおうにも宴会気分が盛り上がります。
メニューは極々シンプルです。
鍋と馬刺しと鍋の具材。それだけ。
もちろんそれを頂きます。
お鍋は2人前ずつ、お向かいの人とシェアするスタイル。
まずは肉のみを鍋に入れ、煮えすぎない様にジーっと監視。色が変わったところで、すかざず頂きます。
お肉の味が濃くてとっても美味しい。さくら鍋を頂くのは初めてですが、こんなに美味しいモノだとは!!!初めて食べるのがこのお店で良かった~、と思える味わいでした。
馬刺しも今まで食べた中で一番です!
お店にあるアイテムも、使い込まれていて良い感じ。
さくら鍋をツマミにひたすら日本酒を頂き、完全に宴会状態。
まだ日のあるうちに入店し、結局閉店まで居座ってしまいました。その間に、隣の席は2回くらい入れ替わっていたような。。。
みの屋さん、ご馳走様でした!
みの屋 → http://www.e-minoya.jp/
今回は日帰りツアーですが、まだまだ呑み足りない自転車部。
2軒目に移動して、また呑んで。
最後は大慌てで自転車を担いで、終電に駆け込みました。
桜もちを待つ間に、ついウトウト・・・
ミキ