blue studio のスズキです。
最近、めっきり春らしくなってきて気持ちがいいですね。
そして、きっとすぐに夏になります。
そこで、夏の思い出を一つご紹介いたします。
一昨年の夏に友人の実家の夏祭りに参加する事が出来ました。
郡上八幡の郡上踊りです。
7月の中旬から9月の上旬まで32夜毎晩行われる盆踊りです。
8月のお盆の時期だけは徹夜踊りで、朝まで踊り明かします。
勿論、徹夜踊りに参加。
まず、友達の別荘へ着いて早々、友達のお父さんの作ったトウモロコシとビール。
ロケーションも素晴らしく、田んぼと山と青空しかない。
そして長良川で泳いだり飛び込んだり魚取ったり、ほんとに子供の頃の夏休みのまんま。
そのあと、山盛りのバーベキュー。
一服したところで、近くの温泉へ。
その後、花火。
ここまででもすでに完璧な子供の頃の夏休み。
しかしこれからがメインイベント。
友達15人くらい、全員浴衣と下駄に着替え、いざ踊りに向かいます。
向かうのは街の一番大きな通り。
踊りの音が近づいてきて、
踊りの中心を見ると。
こんな深夜なのにイッパイ人がいて、通りの真ん中にデッカイヤグラがあってそこで三味線弾いてる人やら詠ってる人が数人いる。
完全生ライヴでしかもずーととやってる。
ヤグラを中心に2〜3重の大きな輪になって老若男女数百人が踊ってる。
正直、「無理です踊れません」って思ったが、
なーんとなく見よう見まねでやってみると、だんだんわかってくるもんだ。
地元の人達には全くかなわないけど。
(一人一人ちょこっとずつアレンジしてるらしく、それが無茶苦茶カッコイイ。)
下駄を踏み鳴らす為、どんどんすり減る。
その無数の下駄の音が何とも心地よい。
踊りの動きも、もともと庶民の娯楽であった為、畑を耕す動作やら、
生活の中での動きと思われるものが多く、何の動きか想像するのも面白い。
数曲の違う踊りが延々と繰り返されドンドン視界も狭くなる。
完全なトランス状態。気持ち良過ぎる!ほんとすごかった!
ただの盆踊りじゃない。
一晩にこんなにパワーのある場所が出来るってスゴイ。
地元の人達が大切にしている行事なんだ。
恐れ入りました。
結局、3時くらいでみんな疲れ果て帰って就寝。
最高最強の夏休みだった。
また行こう!
大人の皆様、こんな夏休みいかがでしょうか。