こんにちは。営業担当のサトシです。
私は以前、シンガポール本社の日本法人にて働いていたのですが、訪れるたびに、この国の制度・政策に感心させられたものです。
例えば観光産業。昨年、史上初のF1ナイトレースを市街地で開催し、ライトアップされた自慢の観光名所を電波に乗せて世界中に発信。市街のホテルは特別料金にもかかわらず、予約困難だったといいます。
また、国はホテル側にF1レース期間における宿泊料収入の30%を特別税として課し、多額の税収を獲得したそうです。
どこかの国も少しは見習ってほしいと思います。 シンガポールと言えば、皆さんは何をイメージされますか? マーライオンや高層ビルの立ち並ぶ摩天楼でしょうか。
「ゴミひとつない」といわれるほどに整備された街並みと、それを実現する管理国家体制。その整いすぎた雰囲気に、はじめて訪れた時は多少のとまどいがありました。
しかし、何日か宿泊していると、意外と人間臭い都市であることに気づきます。
ビルの谷間から見える色鮮やかなヒンズー教寺院、アラブストリート、チャイナタウンやインド人街など、多民族が無理なく共生しているのです。
サルタン・モスク
アラブストリート
チャイナタウン
インド人街
これは世界の交流拠点として、世界の多様な情報を受け入れながら独自の文化を育み、発展してきた結果なのでしょう。
それから、改修事業として有名な『クラーク・キー』は、私の最もお気に入りのスポット。シンガポールリバーを臨む古い倉庫群を改修し、19世紀の街並みを再現した観光名所で、ショップやレストラン、パブ、クラブなどが集積するアミューズメントエリアです。