こんにちは。
唐突ですが、皆様鳥肉は好きですか?
先日、ある友人と話していたのですがその人は鳥、というかケンタッキーが大好きで週に2、3回は食べているそうなのですが、ずっと抱えている疑問があるとのことでした。
それは、なぜ鶏はなくならないのか? というものです。
いや、なぜって言われても。。。という感じですが、知人曰く、鶏は他の食肉よりもよっぽど消費量が多いはずだし、鳥インフルエンザなどで大量に処分されていると。
どうやってそんなに供給をまかなっているのか不思議だし、心配で仕様がないらしいのです。
はっきり言って全く気になりませんが、確かにフライドチキンを始め焼き鳥やら唐揚やら日本人は結構、鶏の消費量は多い気もしますね。
色々と調べてみるとどうやら鶏は食用に適すまでの期間が短く、比較的飼育の手間も少ないようです。卵から孵って7週程度で出荷できるようです。 たった2ヶ月で成長するのならば、供給もおそらく問題ないのでしょう。 巷では一時、牛乳の価格が値上げしましたがあれは飼料の高騰や牛乳の需要減で乳牛を原産したため、いざ需要が生まれたときに乳牛の成長が追いつかないため起こったらしいです。そう考えると鶏は食肉用としては優秀なのでしょうね。
ただ、鶏に関してはそんなことよりももっと疑問なことがあります。
それは卵です。 よくスーパーに並んでいる高級卵。 地鶏などのブランド鶏の卵はうなずけますが、ビタミン卵とかカテキン卵とか、あれは一体何なんでしょう?
餌が良いから、卵も栄養価が上がるというのは本当なんでしょうか?安易というか、何というか、一時期流行ったマイナスイオン的な胡散臭さがぷんぷんと漂っています。
人間で言えば、「私は毎日プロテイン飲んでたから、うちの子は筋肉質なの。」とか「毎日お茶を飲んでたから、カテキンの働きでうちの子は脂肪が少ないの。」ってことになりますね。
私は子供がいないので何とも言えませんが、おそらくそんなことはないでしょう。
鶏は体内で子供を育てないので、哺乳類と違い、生まれていない子供に栄養を与えることができません。つまり、卵は子宮と同じく子供が一定の成長をするまでの栄養を取れる必要があります。
だから、鶏は採った血中の栄養を卵に送ります。卵の栄養価が高いのもこのためです。
つまり、ビタミン卵は本当にビタミン量が多いのだということです。
カテキンの方は結局よくわかりませんでしたが、そもそも通常の鶏が食べてる飼料は粗悪なものも多いそうです。 だから、単純に食べたものが卵に反映されているのであれば、緑茶混ぜるだけでもいい効果は期待できるのだろうと思います。
食の安全も異様なまでに叫ばれている昨今、卵のブランドよりも何を食べて育ったかということを注視した方がいいのかもしれませんね。(shintaro)