「よっぱらいは日本を豊かにする」
創業明治5年。
「湘南に残る唯一の蔵元」熊澤酒造。
140年を越える歴史をもつ湘南の酒蔵が
地域文化の拠点として、魅力的な場をつくっています。
こんにちは、ヘイタクです。
先日、我が家の愛犬を連れて奥さんと茅ヶ崎へ。
熊沢酒造が創業した明治5年は、
前年には廃藩置県によって神奈川県へ
横浜では日本初のガス燈がまちに姿を現した、
日本が大きく近代化に動き始めた時代。
かつてはいくつもあった湘南の酒蔵は、
第二次世界大戦以降に蔵元は衰退し、廃業したものも多く、
熊沢酒造は、今では「湘南唯一の蔵元」に。
存続の危機を乗り越えて、今なお茅ヶ崎に拠点を構える「湘南唯一の蔵元」は、
今では蔵元のかつての姿を思い起こさせる、誰でも気軽に訪れることができる
湘南の地域文化の拠点になっています。
熊澤酒造はJR相模線香川駅から徒歩5分。
敷地内には、2つのレストランとベカリーカフェ、ギャラリーがあります。
緑に囲まれた魅力的なエントランスを抜けると
まずは気持ちの良い中庭へ。
この中庭を囲むようにそれぞれの建物が立ち並んでいます。
ギャラリーの名前は「okeba」
かつての酒造りの樽を作っていた桶場がリノベーションされ、
地元のものづくりの発信基地になっています。
ベーカリーでは、冬場が主体の日本酒造りで、
その他の時期の仕事としてはじめたビール造りで捨てられてしまう
もっとも栄養価の高い酵母でパンが作られています。
熊澤酒造が展開するお店は、
ここだけでなく、茅ヶ崎駅や藤沢駅の近くにもあります。
美味しいお酒はもちろん、料理も、これを味わう空間も
とっても魅力的な場所ですので、湘南へ行かれる際は、オススメです。