bleustudioノリです。
これまでの上海生活の経験をいかし、
しばらくの間、中国のリノベーション
事例を紹介していきたい思います。
今日はまず上海シリーズ!!
右のスケッチは「上海大世界」
1910年代に東洋一の
娯楽施設といわれ、別名アヘン城
とも呼ばれていたとか...。
そんな建物が現在改修中です。
どうなるのか今から楽しみな
建物です。
まず最初は、有名な「外灘」です。
租界時代の建物が建ち並ぶ上海の
観光スポットの一つです。
ここに建つ味のある建築群の中で、
最初に開発されたのが、
外灘3号と呼ばれる建物。
ショップ、レストラン、ギャラリー
そしてエヴィアンスパなんかが
入っています。
つづていて、外灘3号と
同じディベロッパーが開発した
「上海1933」
これは、昨年完成したばかりで
結構、話題になった建物です。
と言うのはこの建物は1930年代に
英国人建築家が設計した
家畜屠殺場だったからです。
牛の歩いたスロープが、
今ではお買い物動線に
なってたりします。
「外灘3号」「上海1933」など、
このディベロッパーは
目のつけどころがかなり良いです。
そして田子坊。
上海人の昔からの住まいである里弄を
ブロックごと開発したモノで、
ギャラリー、カフェ、ショップに
改修しています。
それぞれの店舗面積は
小さいけれども、密集することで
魅力的な場所になっています。
その他、上海には租界時代に建てられた歴史的建造物が数多くあります。
そうした建物は、欧米人を中心とした外国人に大変人気があり、
改修して住まいにするのはもちろんのこと、
店舗、オフィス、ギャラリーにするなど盛上がっています。
上海は新しい建物が建つと同時に、都市の歴史を築き上げてきた建物も
どんどん生まれ変わっています。
時代と共に生きた建物を、時代と共に変えていく。
そんな建物を見て歩くのも上海の面白さの一つです。