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色の心理効果

サトシ


こんにちは。営業担当のサトシです。
今回は美術大学にて最近学んだ色彩学について。
色は私たちの心や行動の在り方に少なからず影響を与えます。つまり、流行色とは私たちの気持ちの表れであり、「時代の気分」が現れ出たものです。
メーカー、メディアも流行色を意識しているため、結果として色は私たちの生活に大きな影響を与えています。
100年に一度の不景気と言われる今の時代、あなたは何色を選択しますか?


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一般的に、不景気の時は「黒色」が流行すると言われています。
黒色はオシャレに見える、かっこよく見えるという特徴から、定番色として流行が安定していますが、特に不景気の時には流行する傾向があるようです。

理由として、不景気でも黒色は「高級」に見える、値段が高そうに見えるからだとか。
ハイヤーやVIPを送迎する高級な乗り物は黒色が主流ですよね。


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黒色の長財布を見ると、お金がたくさん入っているように思ってしまうのは私だけでしょうか?
黒色は私たちに、ものを高級に感じさせる心理効果を与えているのです。

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それから、黒色には私たちに「本物」をイメージさせる効果があります。
黒豆、黒納豆、黒酢、黒ゴマ、黒糖など、体に良いとされる食材は黒色が多く、健康志向ブームの近年、黒色の食材を店頭で見かける機会が増えました。

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不景気だと私たちの気分も落ち込みがちなので、明るい色よりも暗い色を選択しやすい人間の心理に伴い、黒色がより流行するのでしょう。


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しばらく黒色の流行が続きそうですが、先行き不透明な時代だからこそ、前向きになれる鮮やかな色をあえて選んでみるのも面白いかもしれません。
そうすることで、私たちの心や行動もポジティブになり、世の中の閉塞感をきっと打開できるでしょう!

<サトシ>





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