はじめまして。
ホワイトスタジオのユキです。
前々週の連休にヨーロッパ旅行に行ってきました!!
と、言いたいところですが、そうさっくりいけるものでもないので。。。(笑)
今回は、近場で、度気分を味わってきました。
今月の9月9日〜23日まで、南青山のスパイラルガーデン/1Fにて、わたしの愛してやまないフィンランドのデザインブランド2社が、
「artek+marimekko:Be Honest!」と題して展示会を開催したのです。
行く前からかなりのワクワク感を抱いていましたが、実際に行ってみると、期待とか、想像とか、そういう枠でくくれない『空間』が、待っていてくれていました。
『見て、座って、感じる』ことができるイスたち。
どのイスに座ろう。。。
迷えば迷うほど、想いはつのるばかり。
たんと時間をかけて、それぞれの個性に触れる。
ひとつ、ふたつ、みっつ。。。
そんな中、一瞬の直感が、最大の出逢いに変わった。
完全に足が止まり、心にぐっときました。
そして、出逢った白いイスに座って、ゆったり。
そこから見える光景は、そりゃぁもう、言葉になりません。
そう、フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトのデザインによる、アルテック「stool 60」のスタッキングです!
本気で、積み立ての段階から参加したかった。。。
絶妙なバランス感覚と、あの確実さに、ただただ感動でした。
しかも、スタッキングを眺めている色とりどりのイスたちは、時が経って回収されたモノで、
ひとつひとつ、何かの縁あって、めぐりめぐって集まった子たち。
家具がアートになり、アートが空間になり、空間が人の生活にとけ込む。
そんなように感じることができることは、そうめったにない。
やっぱり、いいモノは、何百年先にも伝えたい。
いいモノを、ずっと、もっと、伝えたい。
そう言った意味で、創る側として、
いつなんどきも、『正直』でありたいと感じました。
(ユキ)