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ライトルアー

ケイジ

1971年生まれ。ブルースタジオの古株にして、3人の息子を共働きで育てるオトウチャン。営業担当。建築士。大阪府出身。


9月の休日に、また小学3年生の次男と2人で船釣りに行きました。

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前回は「LTアジ船」だったのに対し、今回は「ライトルアー船」に乗りました。
前回はエサ釣りでしたが、今回はルアーを使う釣りです。
船宿は平塚港の浅八丸さん。
電車移動の我々親子は平塚駅までマイクロバスで迎えに来てもらいました。
船宿から船着場まではトラックの荷台に乗って行きます。


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台風が過ぎていった直後でしたが、この日は雨模様。
リピーターらしきオニイサン達はふきつける雨を全く気にせず、トラックが船着場に着くとさっさと船に乗り込みます。


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使用するルアーは「ジグ」です。
次男もオトウチャンも「ジグ」はあまり使ったことがないので、船宿で購入しました。
竿やリールはレンタルです。


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なぜ「ライト」ルアーというかというと、初心者でも楽しめる近場の釣りだからです。
通常の船釣りは7〜8時間程度かけるのに対し、浅八丸さんの「ライトルアー船」はその半分くらいの時間で港に戻ります。
サバを中心に、季節によりイナダ、シイラ、カマス、アジなどを狙います。


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最近お仕事でも何度か来ている大磯の沖に着きました。
「あの物件はあのあたりかなー」などと思いながら釣り開始。

何度も海上をこまめに移動しながら、船頭さんの指示の深さまでジグを落とし、シャクリながら糸を巻き上げます。


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小魚の群れを追って海鳥が海面で騒いでいます。
手慣れたオニイサンたちは何匹も釣り上げていますが、初心者の我々親子にはなかなか釣れません。


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雨も強くなり、少し疲れた次男は一時船室に入っていました。
・・・今回はひょっとしてボウズ・・・
不吉な思いがよぎります。


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しばらくして復活した次男がなにやら隣で騒いでいると思ったら・・・
なんと、釣れていました!
釣り上げた魚が暴れて針から外れたのを追いかけていました。


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ようやく取り押さえたのは20センチくらいのサバです。
雨の中、なんとか確保していました。


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秋の雨はやや辛く、一時次男は震えながら釣りをしていましたが、終わってみればあっという間の約3時間。
船は平塚港に戻ります。


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この日の二人の釣果はサバ3匹。
釣り人が忌み嫌う「ボウズ」はなんとか免れ、次男も楽しかったと言っていましたが、オトウチャンとしてはもうちょっと釣りたい、釣らせたいのが本音です・・・

同乗していたオニイサン達は20匹くらい釣れていそうだったので、「何がちがったのだろう」と、帰りの電車の中で記憶を反芻していると、彼らが一度に2,3匹の魚を釣り上げている図を思い出しました。

検索してみると、彼らの使っていた仕掛けが単純な「ジグ」ではなく、おそらく「ジグサビキ」であろうということがわかりました。
ジグサビキとは、ジグの手前にサビキ針を3つ程度つけた仕掛けを使う釣り方で、数年前から流行っているようでした。
youtubeでもたくさんの動画がアップされており、結構画期的な釣り方のようです・・・

「サビキはやったことあるけど、ジグサビキはまったく知らなかった・・・釣りの方法にもイノベーションがおこっていたとは・・・」

かつて釣り少年だったオトウチャンとしては、事前調査不足を反省しながらも、次はかならず「ジグサビキ」でリベンジを果たしたいと静かな闘志を燃やさざるをえません。

ケイジ





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