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備え

手が2本、脚が2本伸びており、着物と間食をこよなく愛する。 主食はグミ。好きなおやつは雪の宿。豪快に笑う習性をもつ。


週末は、定期的に茶道の稽古に行っています。

先日の、よく晴れた日曜日、涼しい夏の床の間を拝見しました。

「千古白雪」

富士山の山開きにちなんだお軸だそうです。


お花は、お盆にちなんで蓮の花。

ちなみに、茶道のお茶花は「野に咲くように」生けるのがルールです。

小さく、締まって、蕾か開いているか分からないようなものを選び、

強い印象を残しすぎず、侘びた感じに活けるのが基本なのだそうです。


飾らない、という演出。

でもその実、茶道の先生はいつもお稽古の朝早く、

茶花に使うために野の花を詰みにいったり、一番美味しいタイミングでお茶菓子を出すために

心を砕いて色々な準備をして下さいます。

この日は「葉蓋」という、梶の葉を使った、暑い夏にも感覚的な涼しさを演出するお点前の稽古をしました。

sg160714_02.jpg

この梶の葉ですが、その昔、七夕には葉の裏に墨で願い事を書いて飾られたそうで、つまり短冊の原型なんです。

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何気ない様子で居ながら、いつも人の心を想定して、備える。





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