晴れ渡った初夏の休日。
田んぼには水が引かれて、空色の水面に若苗が映えます。
場所は神奈川県厚木市。新宿から小田急線で約50分。私の実家です。
毎週末とはいかないけれど、月に2度ほど実家に帰って農作業をしています。
今回は大学時代の友人と、小学校の友人をに手伝ってもらって、レタスの苗を植えました。
実は初夏の、この時期の農作業が一番気持ちいいのです。なぜか?
汗をかいて働いたあとの、
キンキンに冷えたビール。
採れたて夏野菜の昼ご飯。
扇風機前での昼寝。
この最高な三連コンボがキマるからです。
手伝ってくれた友人は、帰るときに「また来たい」と言ってくれました。
何にもないと思われがちな郊外。だけど、本当はそうじゃない。
"どうってこと無い日常"がそこには有ります。
自分が日常だと思っていたことが、実は今や貴重で、それは自分だけでなく東京に住む友人にも共有されうる価値でした。
そんなことに気がついた初夏の休日。