こんにちは、おがたです。
今年も梅雨がやってきました。
毎年やってくるものとはいえ、じめじめしたりして嫌だなと思う日もあります。
それでも日本語でうれしいのは、季節や様子によって雨の呼び名がたくさんあることです。
初夏に草木の青葉に降り注ぐ『翠雨』、夏に穀物や草木を潤す恵みの雨『瑞雨』『穀雨』『甘雨』、
日照りが続いたあとに降る喜びの『喜雨』『慈雨』、、、などなど
季節のステキな雨の名前。
漢字から、名前をつけたときの様子を想像するとそれだけでも楽しくなります。
他にも状態を表す雨のことばがあって、それがわたしは気に入っています。
その中に、『遣らずの雨』というのがあります。
訪ねて来た人が帰るのを引き止めるかのように、降り出す雨のことだそうです。
友達や家族、大切な人とゆっくり話せる貴重な時間、
雨のせいにしてすこし引き止めてみる。想像するだけでにやけます。
待ち望んだ雨でなくても
名前を知るとすこし愛着がわくかもしれません。
今日はこんなに晴れていて
うれしいのですが、この日にこのブログをアップして晴れなのに残念な気持ちで
とても微妙なきもちのおがたでした。