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あいまいを伝える

ザキサン

趣味は写真、散策、時折宝塚鑑賞。声が低い上、喋るペースがややのんびり。人がゆるーく脱力できるスペースをどう築いていくか、今日も絶賛思考中。


こんにちは、ザキサンです◎
先日、久しぶりに嬉しいお買い物をしました。

ときどき、夜に代々木八幡駅を散歩します。
人がごちゃごちゃしておらず、道も広すぎず狭すぎず、
人で賑わうダイニングバーや遅くまで開いている雑貨屋の灯りが優しく魅力的です。

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必ず立ち寄る本屋さん、《SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS
デザインの本、哲学本、あんまり興味がないけど
読んでみたくなる本がたくさん置いてあります。
私は、いつも買い物せず立ち読みだけしてそっと出て行く
お店からするとタチの悪い客人なのですが、
その夜はビビっとくる出会いと衝動買いをしたのです。

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『翻訳できない世界のことば』《LOST IN TRANSLATION》
「りんご=apple」のように1語対1語で英語に翻訳できない、
他の言語に訳すときに一言では言い表せないような各国固有の言葉が外国にはたくさんあり
それらを美しくかわいらしいイラストと感性豊かな表現で解説した絵本です。

たとえば、日本語だと、"わびさび"や"木漏れ日"などの解説をしています。
外国語だと、たとえば・・・
"pisang zapra"(=バナナを食べるときの所要時間のこと。ギリシャ語)...こんな時間の単位があるとは!
"akihi"(=道を教えてもらい歩き始めた途端、教わったばかりの方向を忘れること。ハワイ語)
...身に覚えのある言葉でなんとなくお気に入り。笑

国は違えど、日常的にある、あいまいな状況や振る舞いを表す言葉が多く解説されています。
違う国の言葉を通してそうした物事を改めて感じることがとても新鮮でした。
この気持ちを本の言葉から引用するなら、"kilig"というタガログ語の言葉でしょうか。
気になった方は是非、読んでみてください!
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ザキサン◎





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