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ウォーターフロントリノベーション

トミヅカ

タイにて1年間生活し、帰国してブルースタジオに入社した新参者です。寝転がっていることが多いですがやるときはやります。


こんにちは、トミヅカです。

田舎の海もいいですけど、都会から望む海って贅沢ですよね。
4月に竣工しましたウォータフロントにおけるご家族3人+うさぎさん2匹のリノベーション住宅をご紹介します。

設計のポイントは以下になります。

①お好きな器具を用いて水廻りとキッチンを一新したい

②小さなお子様とうさぎさんに配慮したプランニング・素材としたい

③使える部分や設備は可能な限り既存利用したい


こちらが既存の図面です。
奥行きがあるがゆえに玄関部分が閉ざされ真っ暗でした。。
そしていろんな設備や廊下によって角が多くできてしまい煩雑な印象のプランでした。

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部分リノベーションで大切なのは何をどこまで残して、
なるべく小さな操作で大きな変化を持たせるかと思っております。
そして今回計画したプランがこちら。

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斜めの廊下を用いることで玄関にも光をもたらしつつ、流れるようにリビングへ、
そしてタワーマンションの醍醐味である美しい眺望へ辿り着きます!

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多くの時間を過ごすリビングや寝室は、既存フローリングの上に天然のウールカーペットを敷いています。
小さなお子様やうさぎさんへの脚への負担が少ないようにとこちらの素材を選定しました。
色も海への眺望へ合わせネイビーに。

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大きくやりかえたのが水廻りです。
引戸を開けると選び抜いた器具が一望出来るよう多角形で一体的にプランニングしています。
写真だと伝わりづらいのですが、造作したお風呂も少し角度を振って奥行きを確保しています。

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キッチンも造作し、長さは2.8m。
お気に入りのMieleを各所に取り入れています。
その中でもレンジフードは既存のものをそのまま使って、コストダウンをしています。
それでも違和感ないですよね笑

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小さいお子様やうさぎさんから見るとこんな視線でしょうか。
コードなどをかじってしまわないようにと、コンセントの位置も高めにセットしました。

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タワーマンションの建設ラッシュから10年以上が経ち、眺望であったり、共用部や周辺施設の豊富さからタワーマンションを選択し、リノベーションされるという事例も増えてきました。
ただしタワーマンションには特有の設備(スプリンクラー・24時間給気換気設備など)によりプランニングにも制約があったり、思わぬところで費用がかさむ可能性もあります。
それでもやはり眺望などは住宅において大きな財産ですよね。
そんな時はぜひご相談ください!





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