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小田原という街

緻密でアツい。時には精密機械のごとく緻密な設計、時にはスロットル全開に大胆にデザイン。至誠を尽くす浪速のスピードスター。


先日、休日を利用して小田原へ行ってきました。
残念ながら桜はまだつぼみでしたが、初小田原城へ!


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難攻不落といわれた名城小田原城。訪れた時は丁度耐震改修工事中(お城
も住宅も大切なことです)想像していたよりは小さい印象、天守だけなら
関東より関西の方が大きい傾向があるようです。


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以前は城内にウメ子という象がいたみたいなのですが、7年くらい前に亡
くなったそうです。


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今は猿園しか残っていません。


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城の近くには清閑亭といわれる旧家があり、ここは明治時代に活躍した
田長成の別荘だったところです。二階からは相模湾が一望できる好立地。

黒田長成は、近年放送のあった大河ドラマ「軍師官兵衛」の黒田官兵衛の
直系の子孫にあたる人物です。


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室内にある板戸にはみごとな絵画が描かれていて、当時の優れた意匠を感
じることができます。


私も訪れて初めて知ったのですが、この小田原という街、昔の著名人の別
荘が点在している保養所だったそうです。この清閑亭もそうですが、小田
原城下に御用邸があったためか、お城を中心に伊藤博文山県有朋、坂の
上の雲の主人公秋山真之などの政界人、それだけでなく北原白秋谷崎潤
一郎
などの文豪の別宅もありました。

明治期には、政界・財界・軍人・皇族など、多くの人たちがこの小田原に
訪れたそうで、こういった旧別宅を歴史的背景を想像しながら巡るとまた
違った楽しみ方ができそうです。






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