子供のころやたらと動物が好きでした。今はネット等ですぐ動画なんかが見れるわけですが、昭和の小学生は野生動物なんかが動いてる姿は貴重でテレビなんかでサバンナなんてキーワードが聞こえた日には、食い入るよう番組見ておりました。特に好きだったのがたしか毎週木曜日?に放送していたテレビ番組「野生の王国」で、予告で知った次回の動物たちを図鑑で予習をしてからでないと見ではいけないという厳しい掟を課して視聴に望んでおりました。なので小学生当時は一旦動物博士的なポジションまで登りつめて少年ケニアと自ら名乗っては飼育小屋のウサギに餌を与える事が出来る特権(ただの飼育係)を得ておりました。まあ、その後調子にのって「自分ならムツゴロウさんにゆかいな仲間として受け入れてもらえる」とか「ワクワク動物ランド(テレビ番組)に出演すれば小林亜星より優勝賞品(大きな動物ぬいぐるみ)をGETできる」等と友人に豪語し始めたため、その地位は昆虫博士の横山くんに奪われる事になったのですが、、、。
そんな動物好きな子供のころから足繁く通っていたのが、多摩動物公園にあるライオンバスでした。
そしてなんと今年の3月末で運休になってしまうとの事。ライオンバスが終わってしまうとは少し寂しいですね。
それならば息子たちにも乗せてあげないといけないと、勝手な責任感から急ぎ動物に全く興味を示さない我が子をつれて多摩動物園へ。
ライオンバスは多摩動物園が世界発。日本に波及したサファリパークの先駆けです。
こちらがライオンバスと発着場(ケニアの寺院をイメージ)
やる気の無い黒い三連星。白い木馬(バス)を待ち構えております。
やる気は無くてもオスはさすがに迫力あります。
ちなみに多摩動物園は山の中にあり、ズーラシアや上野動物園とは違い、全部の動物を見て帰ろうと軽い気持ちで行こうものなら痛い目にあいます。夏は特に、、、。
下手したら本当に高尾山の登山より大変かもしれません。
奥のエリアに行けるシャトルバスもありますが日曜日ともなれば長蛇の列が当たり前乗るにも一苦労です。
結局は自分以外の家族は動物を見たいという興味よりも60ヘクタールもある広大な敷地と起伏に心が折れライオンバスのあるアフリカ園とついでに寄れる昆虫園のみの鑑賞に留まる事なりました。
自分だけナナフシと戯れてみました。
そして二人の息子は動物園より水族館でチンアナゴやダイオウグソクムシが観たいとの事。時代なのか自分教育の問題なのか、自分の子供の頃とわが子のテンションに多少温度差を感じながら帰路に、、。
いろんな意味で少しセンチメンタルな気持ちで「さよならライオンバス!!」と心の中で叫ぶも休止の理由は耐震工事を行うためで、結局リノベーションしたらまたすぐに再開するとの事でした、、、、、、。