スギヤマです。
上記のハンバーガの写真何となく見覚えがある方もいらっしゃると思います。「グーテンバーガー」は昭和の時代からあるハンバーガーの自動販売機で、当時からマイナーな場所というか、非日常的な場所で見かける程度でしたが、10代の頃は見つければ買ってしまうくらいハマったハンバーガーです。
最初出会いは中学2年。暇に飽かせて一番ストレンジな行動をおこす歳なわけですが、その時もなぜか近所の大学のグランド横にある当時珍しかったセブンティーンアイスをみんなで買いに出掛けに行った時に偶然見つけまして、シズル感あるハンバーガー写真がまたそそるわけです。中学生の200円は結構な負担でして、なけなしのお金で友人たちと割り勘して買ったのが逆に価値を高めたように思います。
「焼き上がりまで60秒お待ちください」と表記されているのに出来上りはレンジで箱ごとチンチンに温められており、取り出すのににも一苦労。チープなパテはケチャップ味。水分の飛んだんバンズののど越し。熱さは胃の中でも熱い電子レンジの恐ろしさを感じる。でも旨い。ひねくれ者には丁度良いハンバーガーでした。
同級生が彼女とモスバーガーで勉強してた翌日も
「モスバーガーってぬるくない?グーテンバーガーはバツグンに熱いよ」
と完全に負け犬な発言をした痛い思い出。
高校生にもなってスキー場に向かう途中で停まった深夜のバスターミナルでグーテンバーガーの自販機を発見した時も、深夜のためテンションがあがっており友人に
「wake up !タカ グーテンに向かうぞ!」
とユウジ気取りで腰を屈め走りんがら転倒して財布を雪の中に無くしたり、、、。
若干ため息のでるような思い出もありますが、製造されていない今となっては食べたくても食べれない切ないくらい思い出深いハンバーガーです。
ちなみにセンター街の「アービーズ」で夜な夜なケチャップ(セルフ)をありえないくらいかけて食べるローストビーフバーガーも好きでした。日本で復活を願っております。