Magazine


混泳

ケイジ

1971年生まれ。ブルースタジオの古株にして、3人の息子を共働きで育てるオトウチャン。営業担当。建築士。大阪府出身。


我が家の水槽がにぎやかになってきました。

sg150515_02.jpg

半年前からいるコリドラス・パンダ(我が家での通称:パンダちゃん)やアカヒレは元気で体も少し大きくなってきています。
ですが、数匹いたクロメダカが数週間前からだんだんと減ってきて、そしてしばらくするといなくなっていました。理由を特定することができなかったのですが、ペットショップの店員に聞くと、おそらく水槽の環境があわなかったもしれないし、一緒に飼う魚との相性が悪かったかもしれない、はたまた寿命かもしれないということでした。

sg150515_03.jpg

ともあれ水槽内が寂しくなってきたので、ニューフェイスを招き入れることにしました。

まずは、メダカリベンジということで、今度は体長が少し大きめのシロメダカ。


sg150515_04.jpg

これはゼブラダニオ(通称:ゼブラちゃん)。インド原産。
ヒレまでゼブラ模様のやんちゃな奴です。いつも他の魚の後を追いかけています。

sg150515_05.jpg

オトシンクルス(通称:ナマズちゃん)。南米原産です。
周りの魚にまったく興味を示さず、ひたすらコケを食べるか水槽のガラスにひっついてぼーっとしています。

sg150515_06.jpg

今、オトウチャンの中でもっともホットなのが彼です。
ネオンドワーフ・レインボー(通称:ドワーフ君)。パプアニューギニア原産。
白っぽくて薄い体が光を浴びると青く光ります。
ドワーフという名前にひっぱられて思わず「ホビット」のDVDを借りてしまいました・・・


ところで、「混泳」という言葉をご存知でしょうか。
私は少し前まで知りませんでした。

「混泳」とはつまり、異なる種類の魚を混ぜて飼うことです。
混泳する際には水槽の環境や魚同士の相性を考えなければならないとのことでした。混泳が可能かどうか調べていくとまずは、体長が同じくらいであることが重要で、あとは水温設定が重要なようです。


sg150515_07.jpg

我が家の魚達の体長は5センチまで、サーモスタットの設定水温は22℃です。お掃除やさんとしてヤマトヌマエビがいることから、あまり高い水温にはできず、したがって、25℃以上の水温を好む熱帯魚たとえばグッピーやネオンテトラとの混泳は好ましくないようでした。

もともと、水槽全体の調和のためには、あまり派手すぎる魚は入れない方がいいと考えていたので、上のようなニューフェイス達を選びました。


餌やり係の息子達もそうですが、むしろ大人が入れ込み始めました。
夜、仕事で疲れて帰宅した時など、ついつい青く光る水槽の世界に引き込まれてしまいます。
最近仕事と子育てに明け暮れていたオトウチャンにも趣味的なものができるかもしれないとぼんやりと思いながら、個性的な魚達が泳ぐ水槽を眺めています。

今回混泳できる魚を調べてみて意外だったのが、魚がそんなに高価ではないことでした。海外原産の魚でも一匹あたり百円とか二百円とかでホームセンターで普通に買えます。また一方で、ネットで調べるとまだまだ混泳可能そうなレアものの魚たちがたくさん売られていて、予算と好みに合わせて楽しめそうです。

私もまだまだビギナーなのですが、近頃仕事ばかりで自分に趣味がないとお嘆きの貴兄は、オサカナでも「混泳」させてみるのはいかがでしょうか。

ひょっとすると箱庭療法的なセラピー効果が得られるかもしれないと思います。


ケイジ





Rent / Sale

Magazine

Portfolio